「ドリンクメイトのインフューザーって2種類あるけど何が違うの?」
「どうして2つも種類があるの?」
「自分の使ってる炭酸水メーカーではどっちを買えばいいの?」
こんな疑問を持っている方のために、この記事では、ドリンクメイトのインフューザーの種類と違い、対応機種について解説します!
ドリンクメイトのインフューザーには、新型と旧型の2種類があります。
新型と旧型とでは、対応機種や使い方が全然異なるため、購入の際は注意が必要です。
自分の炭酸水メーカーに合わないインフューザーを買わないためにも、ぜひこの記事を参考に、それぞれのインフューザーの特徴や互換性を覚えていってくださいね。
ドリンクメイトのインフューザーは新型と旧型の2種類!
ドリンクメイトのインフューザーは、2023年7月現在、2種類が販売されています。
- 新型インフューザー
- 旧型インフューザー
どちらもボトルに装着して使う点は同じですが、本体にセットする方法やガス抜きの方法に違いがあります。
ちなみに、新型・旧型という分類は、私サンタンが勝手に名付けているものです。
さしあたりこんな言い方で呼んでいますが、他にふさわしい言い方があったら変更していくつもりです。
新型インフューザー
新型インフューザーは、2020年6月に発売した「シリーズ620」および「シリーズ601」から導入されたインフューザーです。
公式価格 | 5,907円 |
カラー | ホワイト ブラック |
対応モデル | シリーズ630 シリーズ620 シリーズ601 |
新型インフューザーの特徴は、以下の3つ。
- ガス抜きがレバーを回すだけで簡単
- 本体に取り付ける際はひねって固定
- インフューザーの中やノズルの先を丁寧に洗える
新型インフューザーの一番の特徴は、ガス抜きがレバーを回すだけの簡単操作で行えること。
従来のインフューザーでは「上蓋を開けてボタンを押して……」と工程が多かったのですが、新型インフューザーでは親指だけでワンタッチでガス抜きできるようになりました。
また、本体に取り付ける際は、インフューザーのレバーを溝に合わせてひねることで、しっかり固定できるようになっています。
その他、天面をボタンで開けて中を洗える、ノズルの先端が外せて洗えるなど、より丁寧にお手入れできるような工夫がなされています。
新型インフューザーの詳しい使い方については、後の見出しで解説します。
旧型インフューザー
旧型インフューザーは、ドリンクメイトの最初期モデル「ベーシック」から使われているインフューザーです。
公式価格 | 5,907円 |
カラー | ホワイト ブラック レッド |
対応モデル | ベーシック マグナムグランド |
旧型インフューザーの特徴は、以下の3つ。
- 上蓋を開けてボタンを押してガス抜きを行う
- インフューザーのスリットを本体のボトル取り付け部にスライドさせてセットする
- 上蓋を開けて中を洗える
旧型インフューザーには、ガス抜き用の上蓋がついています。
上蓋を開くと青いボタンがあり、これを押すことで一気にガス抜きすることが可能です。
本体への取り付け方も独特で、インフューザー側面のスリットを取り付け部にスライドさせてセットする、という方式になっています。
しっかり固定はされず、若干ぶらつきがあるまま吊り下げられる形です。
お手入れに関しては、上蓋を開いて中を洗浄すればOK。ノズルももちろん洗えますが、新型インフューザーのように先端を外すことはできません。
旧型インフューザーの詳しい使い方については、後の見出しで解説します。
【互換性】ドリンクメイトの新型・旧型インフューザーが使える機種は?
ドリンクメイトの新旧インフューザーは、それぞれ使える機種が異なります。
「せっかくインフューザーを買ったのに使えない……」という残念なことにならないよう、ここで互換性のある機種をしっかり確認しておきましょう!
新型インフューザーが使える機種
新型インフューザーが使えるドリンクメイトの炭酸水メーカーは、以下の3機種です。
- シリーズ630
- シリーズ620
- シリーズ601
この3つの機種の特徴は、すべて「自動ガス注入機能」が搭載されているということ。
シリーズ630は電動で、シリーズ620と601は手動でボタンを深く押し込むことで、ガスが自動的に注入されます。
シリーズ630と620ではガスの強度もお好みで調節可能で、630では6段階、620では4段階で調節できます。
「新型インフューザーは自動ガス注入機能があるモデル専用」と覚えておけば、間違えることなはいでしょう。
旧型インフューザーが使える機種
旧型インフューザーが使えるドリンクメイトの炭酸水メーカーは、以下の2機種です。
- ベーシック
- マグナムグランド
これら2機種の特徴は、自動ガス注入機能がなく、手動でボタンを押してガスを注入するタイプであること。
「旧型インフューザーは自動ガス注入機能がない手動モデル専用」と覚えておくとよいでしょう。
ドリンクメイトの新型インフューザーの使い方
ここでは、ドリンクメイトの新型インフューザーの使い方を簡単に解説します!
新型インフューザーの使い方で気をつける点は、以下の3つ。
- 側面のレバーを回してガス抜きする
- 本体への装着は右にひねって固定する
- お手入れはノズルの先端を外して全体を水洗いする
なお、ドリンクメイトの炭酸水メーカーの使い方については、以下の記事も参考にしてください。
新型インフューザーでは側面のレバーを回してガス抜きする!
新型インフューザーのガス抜きは、側面のレバーを回して行う方式です。
ボトルにガスを注入し終えたら、軽く振って炭酸をなじませ、レバーを右に回してガスを抜きましょう。
注意点として、レバーの回し加減は、水に炭酸を入れたのか、水以外のお酒やジュースに炭酸を入れたのかによって異なります。
液体の種類 | レバーの回し方 |
水 | 一気に限界まで回す |
水以外 | 2~3つ目の点のあたりまで回す |
水に炭酸を入れた場合は、特に何も考えずに一気にレバーを回してください。
水以外に炭酸を入れた場合、一気にガスを抜くと、中の液体がせりあがって、あふれてしまう恐れがあります。
インフューザーの天面には目印となる点が打ってあるため、これを目安にレバーを適切な位置まで回しましょう。
2~3つ目の点まで回しておいて、30秒から1分くらい放置しておけば、あふれさせることなくガス抜きができます。
正常なインフューザーであれば、点の位置でレバーがちゃんと固定されます。
レバーが固定されない場合、インフューザーの不具合である可能性があります。
固定されなくても指で押さえておけば問題はないのですが、不便ではるので、気になる方は交換するとよいでしょう。
スターターセットを購入してから1年以内であれば、保証が使える可能性があります。
ドリンクメイトのホームページから問い合わせてください。
問い合わせ方法は、以下のページを参考にしてください。
本体への装着は右にひねって固定する方法
新型インフューザーを取り付けたボトルは、本体に取り付ける際ちょっとしたコツがいります。
新型インフューザー対応モデルでは、ボトル取り付け箇所にくぼみがあります。
このくぼみにインフューザーのレバーを合わせてから、右に軽くひねることで、ボトルがしっかり固定できます。
インフューザーがしっかり固定されたら、ボトルを奥に押して垂直に吊り下げ、ガスを注入すればOKです。
レバーをくぼみに合わせないと取り付けられないため、慣れないうちは取り付け箇所をのぞきこんで確認しながらセットしてみてください。
新型インフューザーの手入れはノズルの先を取り外して水洗いでOK!
新型インフューザーのお手入れは、基本的に食器用洗剤で水洗いすればOKです。
特に重点的に洗うべきなのは、ノズルと内部です。
ノズルは、先端のパーツを左回しにすると外れます。ノズルと先端パーツどちらも丁寧に洗いましょう。
また、新型インフューザーでは、側面のボタンを押すと天面が開く仕様になっています。
天面を開けて内部も水洗いするようにしてください。
なお、お手入れするタイミングは、水以外のジュースやお酒に炭酸を入れた後です。
ジュースやお酒の成分が固まってインフューザーを故障させるおそれがあるため、使うたびに必ず洗うようにしてください。
水だけに使っている分は、頻繁に手入れする必要はありません。気になったらでよいでしょう。
ドリンクメイトの旧型インフューザーの使い方
次に、ドリンクメイトの旧型インフューザーの使い方も、簡単にご紹介します。
旧型インフューザーの使い方で注意すべき点は、以下の3つ。
- 上蓋を開けてボタンを押してガス抜きする
- スリットに本体の固定具をスライドさせて装着する
- お手入れは上蓋を開けて中を水洗いする
旧型インフューザーでは上蓋を開けてボタンを押してガス抜きする
旧型インフューザーのガス抜きは、上蓋を開けてボタンを押して行います。
ただし、水以外のジュースやお酒に炭酸を入れた場合は、ボタンを押さずに上蓋を開けっぱなしにしてください。
液体の種類 | ガス抜きの仕方 |
水 | 上蓋を開けてボタンを一気に押す |
水以外 | 上蓋を開けたまま放置する もしくは、短くボタンを押して少しずつガス抜きする |
ジュースやお酒に炭酸を入れた場合は、ボタンを一気に押すと、あふれてしまうおそれがあります。
上蓋を開けたままにするだけでも、ガスが少しずつ抜けていきます。そのまま放置しておきましょう。
早くガス抜きしたければ、あふれさせないよう、短めにボタンを数回押すのもおすすめです。
本体への装着はインフューザーのスリットに固定具をスライドさせて吊り下げる方法
旧型インフューザーの側面には、スリット(切れ込み)があります。
ボトルを取り付ける際は、このスリットに本体のボトル取り付け部の固定具を合わせて、スライドさせます。
しっかり奥までスライドさせたら、ボトルを奥に押して吊り下げてください。
新型インフューザーのように固定するタイプではないため、触れるとボトルがぐらつきますが、これで正常です。問題ありません。
本体上部のボタンを押して、ガスを注入しましょう。
旧型インフューザーの手入れは中までしっかり水洗いすればOK!
旧型インフューザーも手入れは必須です。
食器用洗剤を用いて、ノズルを中心に水洗いしてください。
なお、旧型インフューザーでは、新型のように、ノズルの先端は取れません。無理に引っ張ったりしないように!
また、旧型インフューザーでは上蓋が開けられますので、中も洗うようにしてください。
旧型インフューザーを洗うタイミングは、新型同様、ジュースやお酒に炭酸を入れたときです。
水だけに使っているのなら、頻繁に手入れする必要はありません。気になったら洗うくらいの気持ちでいましょう。
ドリンクメイトの新旧インフューザーを購入する際の注意点
ドリンクメイトのインフューザーは、スターターセットを購入すれば対応するものがついてきます。
ですが、紛失したり故障したりして、購入しなくてはならないことがあるでしょう。
ここでは、ドリンクメイトの新旧インフューザーを購入する際の注意点について解説します。
インフューザーは消耗品!単体で買っても保証はつかない
ドリンクメイトのインフューザーは、消耗品扱いです。
そのため、単体で買った場合、保証はついていません。故障したら都度買い替える必要があります。
インフューザーは1個6,000円近くするため、頻繁に故障させては出費もかさみます。
インフューザーの使用期限は特に設けられていませんが、おおよそ2年ほどで調子が悪くなる場合が多いです。
なるべく長持ちさせるよう、ぜひ常日頃から丁寧に使うように心がけてください。
なお、スターターセットを購入して1年以内であれば、製品保証を利用して新しいインフューザーを受け取れる可能性があります。
私は購入したシリーズ620のインフューザーが初期不良を起こしたとき、製品保証を利用して新しいインフューザーと交換してもらえました。
そのため、インフューザーが故障したようであれば、とりあえずドリンクメイトに問い合わせるのがおすすめです。
ドリンクメイトへの問い合わせ方法は、以下の記事で解説しています。
インフューザーと本体のカラーをそろえた方が見栄えが良くておすすめ
インフューザーを新しく購入する際は、カラーに注意しましょう。
新旧インフューザーのカラーバリエーションは、以下の通り。
カラーバリエーション | |
新型インフューザー | ホワイト ブラック |
旧型インフューザー | ホワイト ブラック レッド |
インフューザーのカラーを本体のカラーとそろえた方が、見栄えがよくなります。
異なるカラーだと、ちょっと格好悪い印象になってしまうので……。
ちなみに、本体と異なるカラーのインフューザーでも、使用は可能です。
「本体と同じカラーのインフューザーが売り切れてる……」という場合は、仕方がないので、別のカラーを買ってもよいでしょう。
新型インフューザーの天面が閉まらない場合は、すぐに買い替えず一度しっかり乾かしてみる
新型インフューザーのよくあるトラブルとして、天面が閉まらない、というものがあります。
このトラブルは、私自身2回遭遇しています。
1回目は、保証を利用して交換してもらえました。詳細は、以下の記事で解説しています。
ところが、新しく送ってもらったインフューザーでもまたこのトラブルが起こりました。
「またか……」と思って、問い合わせるのも気が重く、ソーダストリームに切り替えてしばらく炭酸を飲んでいたところ、一週間ほどして何気なくインフューザーをいじると、何と天面がちゃんと閉まるようになっているではありませんか!
ドリンクメイトに問い合わせたところ、2回目に新型インフューザーの天面が閉まらなかった原因は、水分だったとわかりました。
水分が残っていても、インフューザーの天面は閉まりにくくなります。
そのため、もしも新型インフューザーの天面が閉まらなくなったら、とりあえず一度しっかり乾かしてみるようにしてください。
新しいインフューザーを買うのも結構な出費なので、一度試してみるのがおすすめですよ。
まとめ
それでは、ドリンクメイトのインフューザーの種類について、今回ご紹介した内容をまとめます!
- ドリンクメイトのインフューザーには、新型と旧型の2種類がある
- 新型インフューザーは、レバーを回してガス抜きするタイプで、ひねって本体に固定する
- 旧型インフューザーは、上蓋を開けてボタンを押してガス抜きするタイプで、側面のスリットを本体の固定具にスライドさせてセットする
- 新型インフューザーと旧型インフューザーとでは、対応する炭酸水メーカーが異なるので注意が必要
- インフューザーを購入する際は、保証がつかないことやカラーをそろえることに注意し、天面が開かない故障は一度よく乾かしてみることが大切
ちなみにですが、ドリンクメイトの2種類のインフューザー、性能については特に差はありません。
「新型の方がガスが強い!」といったことは特になく、炭酸水の味わいについてはインフューザーよりも本体の性能次第でしょう。
そのため、インフューザーの違いが炭酸水メーカーを選ぶ決め手となることは、まずないです。
炭酸水メーカーを買う際は、インフューザーの違いよりも、本体の使いやすさや性能、デザインなどを基準にした方が、好みのものを見つけられます。
『炭酸ライフ』では各ブランドの炭酸水メーカーを比較し解説していますので、そちらの記事を参考に、ぜひあなたにあった炭酸水メーカーを見つけてくださいね。